鉄道切符管理局 ローカル線切符紀行
2004.12.19UP
2005.2.26更新
 
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昭和59年廃止

鹿児島交通 補充券
鹿児島交通
鹿児島交通 キユニ101

 鹿児島交通は鹿児島本線の伊集院を起点として薩摩半島西海岸を縦断、
枕崎へ至る全長49.6kmの地方私鉄です。

 南薩鉄道によって大正3年に伊集院−加世田間が開業。
昭和6年には枕崎に至る全線が開通していますが、
昭和39年に三州自動車に吸収合併されて社名を鹿児島交通に改称しました。

 地方私鉄の例に漏れず鹿児島交通も乗客数は減少していたのですが、
(なんと最盛期の4分の一まで)
そんな折に(昭和58年 6月21日)集中豪雨があり、
全線にわたり大きな被害を受けました。

 一部の区間は間もなく復旧できたものの
もはや全線を復旧するだけの力は残されておらず、
翌59年 3月17日を最後に、鹿児島交通は、廃止されてしまいました。

 私が訪れたときには国鉄のキハ07形タイプのキハ100型
(一部荷物合造車キハニ100型となっている)と、
これも国鉄キハ10形と同形車のキハ300型が活躍していました。

 私が乗車した列車はキハ100型の重連。
総括制御が装備されなかったので、2両目にも運転士が乗り込み、
ブザーの合図で協調運転を行っていました。

(ただしキハ300は西鹿児島駅までの直通乗入れ用として
使用するためATSを装備し、重連総括制御も可能になっています。


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