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デザイナーが丹精して創り上げた美しい車両はそれだけでも乗ってみたい気になるものです。 とりわけJR九州では、新車は言うに及ばず、 国鉄時代の車両も見違えるばかりにリニューアルされデザインの重要性を再認識した次第です。 鉄道車両というのもは、お客様を乗せるだけのものでなく、見せる(魅せる)ものでもあるのです。 そんなわけで、鉄道車両というのもは、極めて有効な、動く広告ともなります。 とりわけ街中をゆっくりとしたペースで走る路面電車は格好の存在といえるでしょう。 しかし、「ものには限度というものがありまっせ。」というわけで、今回の珍車は、 富山地方鉄道の7000形路面電車7021号です。 この写真で、見えているだけでも13点の広告があります。 今月の鉄道ファンの記事に 路面電車の乗客数の推移が乗っていました。 とりわけ富山地方鉄道の乗客減が目につき、 収入の不足を広告で補わざるをえないのだなあ と納得してしまったのですが、 それでもこれだけスポンサーを集めても ぜーんぶに目を通す乗客や通行人が、果たしているのでしょうか。 肝心の電車の行き先さえ探さなければわからないほどで、 目移りする分なにも印象に残らない気さえするのです。 さてこの電車の屋根に乗っかっている広告は, 夜には光り輝くのでありましょう。チョット怖い気さえいたします。
対して私が選ぶ広告電車ベスト1は、 熊本市電の9702です。 スポンサーはダイムラークライスラー。 外資系の企業ですが、 真っ白なボディに控えめでかつ洗練されたロゴが、スマートで 近代的な9700形のフォルムにマッチし実に好印象です。 「この国のために」という謙虚なロゴも又 企業イメージのアップに一役買っていると思われます。
9702 熊本駅前 逆に強烈な印象がのこるのは、大阪モノレールの梅丹本舗。 1000形のデザイナーが卒倒するのではないかと思えるほどのドギツイ色遣い、 そして「これでもかあ」という力強さのロゴ。 この電車を目にした人は「梅丹」を決して「ウメタン」とか「バイタン」とは読まないでありましょう。 その点では成功といえるでありましょうが、 このモノレールで通勤していた友人(=京都人(女性))は、 「こんなん、乗るの。恥ずかしおす!」と不機嫌そうでありました。 門真市駅 1605 門真市駅 1205
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