鉄道写真管理局 珍車ギャラリー JR西日本 681系試作車 サンダーバード 2006.3.23UP
JS3VXWのHPです。
 クロ681_1試作車J鉄局TOP珍車ギャラリー>JR西日本 681系 試作車
モハ681 1 (車体:
スチール製)
H4年7月 日立 製
(川崎、近車も)
長さ(m) 幅(m) 高さ(m) 自重(t)
21.0 2.915 3.85 37.2
制御方式 モーター(kw) ブレーキ 台車(量産改後)
VVVFインバータ
(1M1インバータ)
WMT101×4
(190kw)
WMT103×4
(220kw)
電気指令式空気ブレーキ
回生ブレーキ付
WDT300
(WDT900)

クロ681_1      金沢駅  92.12.29




長野新幹線は仮の名で、北陸新幹線というのが正しいのです。
長野から先、直江津、糸魚川、富山をへて金沢までが現在工事中です。
いずれは福井まで伸びる予定ですが、そこから先はどうなるのでしょう。
いずれにせよ、東京から新幹線が延伸されてくるイメージで関西の人間にとっては、
金沢であるいは福井で北陸線から乗り換えさせられるのではないかと、有り難迷惑な気持ちにすらなります。
関西人にとって北陸線は、湖西線をふくめ大阪を起点とする幹線であるという思いがあるのです。
そして、その象徴ともいうべき存在が、「特急 雷鳥」であり「特急サンダーバード」なのです。

北陸線は、速くなりました。湖西線ができ北陸トンネルが貫通してからも
スピードアップが図られ、大阪-富山間について、S57年には、4時間かかっていたものが、
H7のスーパー雷鳥に至っては 3時間22分です。

そんな北陸線で大活躍した国鉄時代の遺産485系に変わって、H4年。JR西日本が導入したのが681系です。
北陸線での使用に特化した耐寒耐雪仕様の高速車両で、スチール製のシンプルなデザインは、
控えめな印象を与えますが、1M2Tの経済的な構成でありながら、
160km/h運転を可能にする在来線最強の潜在力を秘めています。

在来線における高速運転に正面から挑んだのが、681系ということが出来るでしょう。
優れた性能が評価され、「特急はくたか」用としてJR西日本に加えて北越急行が、
同系車HK681系「スノーラビット」を導入し、在来線での営業運転では最高の時速160kmで運行中です。

しかし、現在のサンダーバードに限っていうと、金沢までの所要時間は2時間27分 
停車駅が倍程ある485系雷鳥より24分早いだけです。
これ以上サンダーバードを速くすると30分前に大阪を発車する雷鳥を追い抜きかねないためでしょうか。
サンダーバードの最高速度は、未だ130km/hと控えめなのです。
681系試作車はデビュー後、13年を超えました。2001年の改造でまだしばらくは、その活躍を見られそうですが、
160km/hで営業運転する姿を見ることは出来るでしょうか。


92.7 試作車登場時
席数 64  ト    68 72  ト    68 72 多目的室、ト46 車掌   68  ト   68 G39
大阪 @ A B C D E F G H 金沢
クハ680 モハ681 サハ680 サハ681 モハ681 サハ680 モハ681 サハ680 クロ681
101 101 201 201 101
T`c M Tp T1 M1 Tp2 M2 Tp1 Tsc

クハ681_1試作車 クハ680_1      金沢駅  92.12.29

  
95.2〜3 681系量産車
障;対応 56 72 56 64 68 46 68 68 G36
クハ681 モハ681 クハ680 クモハ681 サハ680 サハ681 モハ681 サハ680 クロ681
1〜7 2〜7 501〜7 501〜6 1〜11奇 201〜6 202〜6 2〜12偶 2〜7
T`c M Tpc5 Mc5 Tp T M Tp Tsc
金沢 H G F E D C B A @ 大阪
T11〜17編成 T01〜06編成

 クハ681_8 特急はくたか用クハ681_8(はくたか用)           富山駅  97.8.9



95.3〜4 量産化改造U01編成
トイレ  56 72 72 68 68 46 68 68 トイレ増G36
金沢 H G F E D C B A @ 大阪
クハ680 モハ681 サハ680 サハ681 モハ681 サハ680 モハ681 サハ680 クロ681
1001 1001 1001 1101 1101 1201 1201 1101 1001
T`c M Tp T1 M1 Tp2 M2 Tp1 Tsc
  
  クハ681_1001 量産化改造車 クハ680_1001(量産車改造)     大阪駅  99.12.31

量産車は、七尾線への乗り入れを考慮し、6−3で分割できるように改良されました。
その結果、貫通構造をもつクモハ681-500 とクハ680-500が登場します。
しかしまだ車歴の新しい試作車には、適用されませんでした。

量産車と同じく。クロを大阪よりに方向転換し、カラーリングを変えた点が、外見上の違いですが、中身が大きく変わりました。
T-Tp-Mの3両で1ユニットを構成していたものが、M−Tpの2両でユニットを組むようになり、編成の自由度をアップさせています。

とはいえ実際には9両固定で運用するスジにしか運用できず現場泣かせの車両だったと想像できます。

(もっとも、珍車ハンターにとっては、狙いを定めやすかったわけですが)



2001.1〜 683系
障;対応 56 72 56 64 68 46 68 68 G36
クハ683 モハ683 クハ682 クモハ683
サハ682 サハ683 モハ683 サハ682 クロ683
701〜 1300〜 501〜 1501〜 1〜 301〜 1001〜 2〜 1〜
T`c M Tpc5 Mc5 Tp T M Tp Tsc
金沢 H G F E D C B A @ 大阪
〜編成 〜編成


クロ683_1 クモハ683_3509 特急しらさぎ用 
 
クロ683_1                 大阪駅  2006.1.4        クモハ683_3509 (しらさぎ用)  名古屋駅   2005.3.10


H13 683系がデビューします。デザイン的には、キープコンセプト。性能的にも劇的な変化をしているとは
言い難いのですが、アルミ製車体を持ち、バリアフリーを導入、よりユーザーフレンドリーな車両として新形式が付与されました。
683系は681系とも併結されることから、内装においても、見劣りがしないよう681系については、仕様の共通化が、図られました。

そしてこの折に、元試作車であったU01編成(=1000番台)は、懸案事項であった6−3分割を可能にするため、
EF号車を先頭車改造し、モーターの出力もアップしました。

というわけで、いつ、サンダーバードのどの部分に、1000番台が、くっついているか。全く予想がつきません。

見分け方は、丸形のヘッドライトに三角側窓。
加えて、クロ681-1001については、登場以来ついているスカート部分のあばた?です。(下の写真)
もし見かけられたらその日は、いいことがあるに違いありません。


2001.9  681.683共通化改造
身障者対応 M取り替え 先頭車改造 先頭車改造 M取り替え
クハ680 モハ681 クハ680 クハ681 モハ681 サハ680 モハ681 サハ680 クロ681
1201 1301 1501 1501 1101 1301 1051 1101 1001
T`c M Tpc5 Tc5 M1 Tp2 M2 Tp1 Tsc
金沢 H G F E D C B A @ 大阪
T18編成 T07編成
 *683系との仕様共通化          以下の写真は、683系の量産車です。

クロ681_1001 試作車
クロ681 1001(683共通化後)    大阪駅 2006.2.3 
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