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J鉄局TOP>珍車ギャラリー>JR東海 123系 クモハ123-5145
昭和61年荷物列車が姿を消していったそのとき、 クモニ143といった新性能荷物電車を改造した旅客用電車(クモハ123)が登場します。 お払い箱になった客車の再利用先として荷物車に格下げするのが普通でしたからアベコベです。 とはいえ、輸送量が減ってしまったローカル線では、この両運転台付き単行用電車は重宝がられます。 折しも国鉄分割民営化をふまえ、各使用線区によって独自の改造が施された123系は、 そのバリエーションが多彩でなかなかおもしろいのです。 103系、105系と混結が可能なもの、貫通路を取り付けたものetc…。 さて、今回ピックアップした クモハ123 5145は 飯田線用に 作られた クモユニ147 5人兄弟の末弟です。 兄弟そろって浜松工場入りし、身延線用としてクモハ123−41〜45となった彼らのうち、 末弟の45号は、12345と数字が並ぶことから珍しがられアイドル的存在となります。 しかし、1年7ヶ月後に冷房化され、他の冷房車同様5000番台が加えられます。 アイドル転落となったのもつかの間、 クモハ123−5045となった5ヶ月後にはワンマン化に加え全面が貫通化され、 クモハ123−5145となります。わずか2年の間に2回も名前が変わったわけです。 その後15年大きな変化はありませんが、 閑散時には単行用として、ラッシュ時には増結用として使い勝手のよい123系は、 改造後20年近くたった現在、13両すべてが健在です。(2007.3.18のダイヤ改正により運用離脱、同年5月末までに全車廃車に) 同じ時期に登場したクモユ143が、郵政省所有であるということから、 わずか4年で、すべて廃車になったのは、いかにももったいない話ではありませんか。 -------クモハ123 602 沼津駅 2005.8.13----------- クモハ123 5044 富士駅 2005.8.13
JR東海の123系は、313系の投入により、2006年度から廃止が進み、2007年3月18日をもって、完全に運用から離脱しました。 2007年度にて、JR東海からは形式消滅となります。 |
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