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J鉄局TOP>珍車ギャラリー>JR北海道 キサロハ182 5101 クリスタルエクスプレス トマム&サホロ
珍しいのは、「2階建て」だけではありません。 台車は、電車からの発生品 TR-69です。低床部構体への 氷雪の衝突を避けるためスノープラウを設置しています。 ----キサロハ182-5101 富良野駅 93.8.11? 日本初、2階建て気動車 キサロハ182_5101 (JR北海道)クリスタルエクスプレス トマム&サホロは、石勝線方面へむかうリゾート列車としてデビュー(1989年)しましたキハ183-5101 - キハ182-5101 - キハ183-5102の3両編成で登場したのですが、 翌1990年に2階建てのキサロハ182-5101を増結し、4両編成となっています。 初代のトマム&サホロエクスプレスもそうでしたが、この列車の設計コンセプトは、”北の大地は全周視界” なんといっても「展望のよさ」に尽きます。 先頭車のキハ183形は、運転室を2階にあげた名鉄パノラマカー(7000系)方式の展望車です。 中間車のキハ182形もハイデッカー構造に加え、屋根肩部に天窓を設けた「ドームカー」となっています。 通商産業省のグッドデザイン賞(1990年度)を受賞しているのも伊達ではありません。 そして、真打ちが、キサロハ182_5101。日本初の2階建て気動車です。 2階建てだからといって格段に眺めがよくなるわけではなく、ドームカーのほうが、むしろ開放感があっていいような気もするのですが、 2階建てというだけで存在感がぐーんと増しているように思えるのは私だけでしょうか。 また、同車は、2階部分と平屋部分の、なんと 2か所にラウンジを設けているのですが、 平屋部に設けられたラウンジの妻面には、曲面ガラス(パノラミックウィンドウ)を設けて 斜め方向の展望まで楽しめるという徹底したこだわりぶりです。 さてキサロハということで、グリーン席と普通席が混在するわけですが、 2階客席がグリーン席と思いきや、4人用のボックスシート(普通席)を7組配置し、1階部分に4人用のグリーン個室を3室設置しています。 シートはソファタイプでゆったりしていますが、展望が売りなのにグリーン席が冷遇されているのは、チョット意外な気がします。 台車間に1階部分が入り込む構造のため、エンジンを搭載しない付随車となっている同車ですが、走りのほうはどうでしょうか。 イベント列車は、旧型車のリニューアルというのが定番で、かつてキハ80系改造の「フラノエクスプレス」に乗車したことのある私は、 あのスマートなデザインに似合わぬ「足の遅さ」に、チョットがっかりした経験があるのです。 しかし心配はご無用。「ニセコエクスプレス」と同様、珍しく新製されたイベント列車で、走行装置はNN183系に準じており、 最高速度は120km/hを確保しているのです。(ニセコエクスプレスは130km/h対応) うーん、乗ってみたい!! *中間車はキハ182_5101(ドームカー)駆動用エンジン1台 (従台車の形式はN-TR239)他に電源用エンジン1台を装備する 定員56、トイレなし 自重は46.5t 編成あたり駆動用総出力1650ps |
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